スマートフォンなどのガジェット類が好きで、自作PCも少々かじっている私はその手のガラクタを大量に抱え込んでいます。そこで先日、引っ越しの際にまとめて処分しようと思ったのですが、その方法が分からなくてちょっと困りました。
例えば正常に動作しているスマートフォンならメルカリなどで売っても良いですし、それが面倒なら小物家電として自治体に回収してもらうという方法があります。
しかしPCケースやグラフィックボードといったPCパーツの処分方法が分からず困りました。メーカー製のPCならリサイクル法の対象なので購入したショップなどに引き取ってもらえますが、自作PCを換装したり故障して不要になったパーツはどう処分したものか。
あれこれ調べてみたところ、ハードオフなら自作用のPCケースどころか壊れているジャンク品でもほぼほぼ買い取ってくれるということを知りました。これなら壊れたグラボでも買い取ってくれるのでは…?
というわけで近場のハードオフを探していろいろと持ち込んでみました。
HARD・OFF(ハードオフ)とは
ハードオフは名前やロゴがブックオフと似ているのにまったく別の企業ということで有名(?)なリサイクルショップです。
過去に1度だけハードオフを覗いてみたことがありますが、今回改めて調べてみました。
家電製品を中心に買取販売しているリサイクルショップ
ブックオフが本のリユース販売に注力しているのに対して、ハードオフはテレビやパソコンなど家電製品を主力としています。
PCパーツの買取や販売も行っているので、不要になったPCケースはわざわざお金を払って粗大ゴミとして処分しなくてもハードオフが買い取ってくれそうです。
さらにハードオフの口コミを調べてみると、壊れていて動作しないジャンク品でも大概買い取ってくれるとのこと。またUSBケーブルのような小物でも数十円で買い取ってくれるそうです。
今回処分したかったグラフィックボードは完全に壊れていたわけではなく、映像出力に問題はあるものの一応動作はしました。これもハードオフなら買い取ってもらえるかも…?
というわけで不要な家電製品をいろいろ抱えてハードオフに持ち込んでみました。
ハードオフへ不要なガジェットを持ち込んでみる
車で数十分の距離にあるハードオフへいろいろと持ち込んで買取査定してもらいました。
その結果、全部は覚えていませんが、下記のような金額ですべての品を買い取ってもらえました。
持ち込んだ品物と金額の参考例
- ミドルタワーPCケース ZALMAN Z9(付属品欠品):1,500円
- Victor製MDコンポ:1,200円
- グラフィックボード AMD Radeon R9 270X(動作不良):1,000円
- Buffalo製Bluetootnマウス:600円
- Panasonic製MDコンポ(ディスプレイ不良):400円
- ノーブランド電卓:30円
- USBやVGAなどのケーブル類:10円~30円
まず驚いたのがZALMAN Z9。ケースファンをすべて外したどころか、付属のネジなどが欠品していてもまさかの1,500円。約5,600円で購入した安物なのに、まさか3割近い値がつくとは思いませんでした。
ハードオフにPCケースを持ち込んでみたら、安物で4年くらい使ったものでも意外と値がついた。購入価格の3割くらい。
— Ame@ガジェライブ! (@GadgeLive) 2018年7月15日
ちなみに付属品は持って行くのを忘れただけで今も持っています。付属品が揃っていたらもっと高値がついたのかもしれませんが、お金を払って処分するしかないかなあと思っていたので十分満足です。ただ後日訪れた時には買取価格の3倍以上で売りに出されていてさらに驚きました。ええ。
Radeon R9 270Xも予想外の高値。これは知人に修理を頼まれたパソコンに内蔵されていたグラフィックボードですが、壊れているなら要らないと言うので無料で引き取ったものです。予想外のお小遣いになってラッキーでした。いえい。
2~3万円で購入したMDコンポは正常動作品で1,200円、ディスプレイのバックライトに異常があるほうは400円でした。今時MDなんてほとんど需要がないでしょうし、まあ妥当でしょうか。
古いBlueoothマウスがまた意外と高値で買い取ってもらえました。自分では動作確認さえ行いませんでしたが、そのまま一般ごみとして捨てなくて良かったです。
他は数十円レベルの小物ばかりですが、例えば百均で購入したノーブランドの電卓は30円でした。散々使い倒して3割も返ってくるなら悪くない気がします。
周辺機器を購入するたびに増えていくUSBやVGAなどのケーブル類も、未使用か中古かを問わず全部買い取ってもらえました。さすがに56kΩ抵抗が内蔵されてない不良品のUSB 3.0ケーブルは捨てましたが。
家電やガジェットの処分に困ったらハードオフがおすすめ
こんな感じでジャンク同然のガジェット類をすべてハードオフで買い取ってもらえました。
さすがに1年しか使っていないスマートフォンを売ったりするなら、メルカリなどで出品したほうが高値で売却できるでしょう。
しかしいくら値がつくかも分からなかったり、送料で赤字になりそうな家電やガジェットを処分したいならハードオフに持ち込むのがおすすめです。
店舗に持ち込めば梱包にあまり気を遣わなくて良いですし、ジャンク品でも意外と高値がついたりします。
査定価格に納得できないなら買取拒否することもできますし、処分に困っている家電やガジェットがあるならとりあえずハードオフへ持ち込んでみてはどうでしょうか。
まとめ
壊れたり不要になって処分方法が分からない家電やガジェットがあれば、とりあえずハードオフに持ち込んで査定してもらいましょう。
ハードオフならジャンク品でも大概買い取ってもらえます。実際、私が持ち込んだ物は全部値段がついて買い取ってもらえました。
高値で売りたい物はメルカリなどで購入者と直接取引できる方法で売却したほうが良いですが、引っ越しで急いでいる時などは特にハードオフのようなリサイクルショップを利用するのがおすすめです。
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